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京の和菓子「水無月」
撮影日:2021/06/30
早いもので2021年も半分が過ぎた。去年からずっとコロナに振り回されている。
やっと、一回目のワクチンが終わったかと思ったら、ワクチンの供給不足。
二回目の予約分はできる限り確保すると京都市入っているが・・・ 京都では6月末日には和菓子の「水無月」を食べる習わしがあり、今日はその日。
京都のどの和菓子店でも今日は店頭で「水無月」の特別販売がされ多くの人が買っている。

一年の折り返し日。残りの半年の無病息災の神事「夏越祓」が行われる日。
茅の輪くぐりの神事が行われる神社も多いが、地元の氏神御香宮では毎年7月31日がその日。

「水無月」は白い「ういろう」の上に甘く煮た小豆をのせ、四角を半分に切って
三角形にした和菓子。白い「ういろう」部分が抹茶入りのみどりと、黒糖入りの茶色がある。
上にのせた小豆餡は悪魔祓いの願いが込められているという。今年は白と、抹茶入りの二種を買った。

「水無月」は「ういろう」地に小豆餡のせるのが良く売られているのだが寒天で作る
寒天水無月もある。この寒天の発祥の地が我が住まいの地、伏見の板橋学区にあるのを最近知った。
近くの京都市立伏見中学校の正門の横に、最近それを表す記念碑が建てられた。

「京都市伏見区御駕篭町」がその寒天発祥の地であることの由来を記した解説板